モエレ沼公園
☆彡モエレ沼公園☆彡
今から7~8年も前に友人と2年連続行ったのを最後に行く機会がなく行きたい気持ちが
あるにも拘らず、未だに実現していない (-。-;)
とても、素晴らしく時間の余裕が許すのなら1日中、のんびり過ごしたい
素敵な公園なのだ('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
映画「レオニー」を観てモエレ沼公園を思い出し古くなってしまったけれど、
数年前の画像があったのでUPしてみた(^^)/
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Isamu Noguchi (1904 ロサンゼルス-1988 ニューヨーク)
英文学者で詩人の野口米次郎を父に、アメリカ人の作家レオニー・ギルモアを母に持つイサム・ノグチは、
少年期を日本で過ごし、その後渡米して彫刻家を志す。
20代からアジア・ヨーロッパを旅し、文化遺産、絵画、彫刻、建築等を広く見聞し、
パリでは彫刻家ブランクーシの助手も経験する。
ニューヨークに居を定めてからは、肖像彫刻、舞台美術、環境彫刻、商業デザインといった、
幅広い活動を展開し、遊具、公園等の設計も開始する。
戦後は日本でも活動が紹介され、日本の芸術家や文化と触れあい、
陶芸彫刻や和紙を使った「あかり」のデザインなどを行う。
日米両国で世界的な彫刻家として知られ、最晩年までモニュメントの制作、
ランドスケープデザインを精力的に行い、1988年、モエレ沼公園のマスタープランを策定し、
その年の12月、ニューヨークにて永眠する。
モエレ沼公園は、「札幌市環状グリーンベルト」構想の北部系緑地の核となる都市公園だ。
ゴミ処理場として利用した後、1982年(昭和57年)から公園造成を開始した。
1988年(昭和63年)には、彫刻家イサム・ノグチが計画に参画。
モエレ沼公園の基本設計が策定された。
イサム・ノグチによる、「公園をひとつの彫刻」とするダイナミックな構想により造成が進められ、
2005年(平成17年)7月1日にグランドオープンした。
公園では、5月には「サクラの森」のサクラが咲き、6月から9月にかけてはモエレビーチが開放される。
その他の施設として、イサム・ノグチがデザインした120基以上の遊具のある7ヶ所の遊具エリアや、
石狩平野を囲む山脈を一望できる、高さ50mのモエレ山や30mのプレイマウンテンがある。
スポーツ施設としては、15面のテニスコートに野球場、陸上競技場があります。
イベント施設では、野外ステージやミュージックシェルなどがある。
冬はクロスカントリースキーやスノーボードにソリ遊びが中心となり、
一年を通して遊びを提供できる公園だ。
イサム・ノグチは基本計画の制作中「私はずっと噴水の研究をしているんです」と語り、
公園中央部に位置する直径48mの大きな噴水を描いた。
海の噴水は、彼のイメージしていた噴水に類似したマイアミのベイフロントパークの噴水を
参考としてつくられ、「水の彫刻」と呼ぶにふさわしい形態を兼ね備えている。
最大噴上高は25mともなり、ダイナミックな水の動勢は生命の誕生、
そして宇宙を表現し、公園全体に生命の息吹を与る。
☆ガラスのピラミッド☆
ガラスのピラミッドは、モエレ沼公園のシンボルとしての形態を持ち、
「全体をひとつの彫刻とみなした公園」の中心的な施設だ。
アトリウムは太陽光が射し、公園内を見渡せ、自然と一体化した大きな休息空間となっている。
館内にはイサム・ノグチを映像や図書で紹介するギャラリー、
市民の文化的な活動の場となる多目的スペースのほか、レストラン、ショップなどがあり、
天候や季節を問わず多くの人々が憩い、交流する拠点となっている。
夏は、環境負荷低減のため、雪冷房システムにより、温度調整を行っている
=アトリウム=
☆プレイマウンテン☆
高さ30mのプレイマウンテンは、公園全体に対して主要なフォルムを形成している。
イサム・ノグチが1933年に構想し長年温め続けたアイディアが、この公園において初めて実現した。
ピラミッドや古代の遺跡を思わせる花崗岩の斜面を登ると、
心地よい風に吹かれながら雄大な景色を楽しむことができる。
☆テトラマウンド☆
テトラマウンドは、直径2mのステンレス柱の組み合わせによる三角錐(高さ13m)と
芝生のマウンドで構成された、シンプルでダイナミックな造形だ。
イサム・ノグチのデトロイトの噴水作品と同様に仕上げられたステンレスの表面は、
光の変化によって様々な表情を見せる。隣接した広場は、イベントなどに利用される。
☆モエレ山☆
標高62mのモエレ山は、プレイマウンテン、ガラスのピラミッドと同様に公園全体に対して
主要なフォルムを形成するとともに、札幌市北東部唯一の山として地域の
ランドマークの機能を果たしている。
3方向5ルートから山頂へ登ることができ、頂上は公園全体だけでなく、
札幌市内全体を見渡す展望台となっている。
冬にはスキーやソリ遊びができ、冬季の公園利用の拠点となる
☆ミュージックシェル☆
この半球形の建物は、前面が直径約15mのステージになっていて、
コンサートや舞踊などのパフォーマンスの舞台となる
建物の内部には出演者のための控室とトイレが組み込まれている。
シンボリックな形状は、プレイマウンテンの麓の景観に焦点を与えるものとなっている。
☆モエレビーチ☆
遊歩道で囲まれた、ごく緩やかなすり鉢状の敷地の中央部に、
イサム・ノグチの平面造形による浅い池が設けられている。
美しい海辺をイメージしていて、サンゴで舗装されている。
池の中の3ヵ所の吹き出し口から出た水は、波紋を作りながら自然に消えていく。
夏には子供たちの歓声が響いている。
=2004年8月に撮影=
☆さくらの森☆
園路で結ばれた7ヵ所の遊具エリアA-Gを含む緑豊かなゾーン。
遊具は全てイサム・ノグチのデザインによるもので、美しい彫刻と呼べる。
子供たちはひとしきり遊ぶと飽きる、しかし、森の中に違う遊具が見えて、またそれに向かって走り出す。
そんな光景をイサム・ノグチは思い描いていたようだ。
☆海の噴水☆
ノグチは基本計画の制作中「私はずっと噴水の研究をしているんです」と語り、
公園中央部に位置する直径48mの大きな噴水を描いた。。
海の噴水は、氏のイメージしていた噴水に類似したマイアミのベイフロントパークの噴水
を参考としてつくられ、「水の彫刻」と呼ぶにふさわしい形態を兼ね備えている。。
最大噴上高は25mともなり、ダイナミックな水の動勢は生命の誕生、
そして宇宙を表現し、公園全体に生命の息吹を与える。
=ビックワン=
☆2005年9月撮影
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